仮定法についての考察 part 1
仕事柄英語を使うこともあり、何よりキャリアを考えても英語は必要とのことで英語学習中。
仕事で英語を使う場面といえば、マニュアルを読んだりメールを書いたり程度なので、Google先生もいるし困ることはなかったが、
キャリアを見据えた英語となるとレベルが違ってくるのである。
本題に入るが、今回は仮定法の概念だけ。
高校英語で唐突に人々の脳内にデビューし、人々を混乱の渦におとしいれたトラブルメーカー"仮定法"。
そんな仮定法も、大学受験で半ば強制的にでもある程度交流したのであれば、
"If I were a bird, I could fly."
くらいは読めるし、文法的な説明はできるかと思う。
しかし仮定法というのはあくまで文法単元なので、
アジアと日本、レコード会社とレーベル、すかいらーくと夢庵、のような関係になっている。
要するに、奥が深いのである。
仮定法と一括りにされた配下に、「仮定法過去・仮定法過去完了・仮定法現在」が存在するのである。
手元に現存する古文書の某有名チャート式新総合英語にはこうある。
仮定法とは
あることを事実として述べるのではなく、話し手の仮定・願望・意見などとして述べる場合、英語では動詞の形を変えて表現する。これを仮定法とよぶ。
文法書にしては高校生向けらしく優しく易しく書かれているではないか。
嚙み砕くと、「もしも話、願い事といった、妄想を話す時は動詞の形(時制)を変えるんよ」である。
"If I were a bird, I could fly." を例に出して、仮定法の基本といえる「仮定法過去」を説明。
「自分はヒトだから鳥じゃないんよ」「鳥だったらいいよね」「飛べるもんね」の妄想を話者が「話したいなぁ」と思ったら、
①動詞(この場合be動詞)の時制を変える。
②この妄想を考えているのは「今現在」なので、1つ前の時制の「過去形」に変える。
※日本語でも「もし~"だった"ならば」って言うでしょ
③もっと言うと、書き言葉では'I'に対応するbe動詞'was'ではなく、より妄想感を出すためにわざと'were'を使う。
そんなこんなで、
「英語で妄想とか現実と違う話をする場合はここまで気を遣わないといけないのか‼」
「日本語はなんて楽な言語なんだ‼」
など人それぞれに不満と持論を述べ、受験期の終わりとともに仮定法との交流を終えるのである。
ちなみに仮定法自体は先に挙げた「仮定法過去完了・仮定法過去・仮定法現在」の3つしかないが、「倒置」「例外」「特殊用法」などが付随するので、
人々の脳内で「トラブルメーカー☆仮定法」が完成する。
そして本当にここに記したいのは自分が今再学習中の仮定法現在なので、それは今後書く予定。